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肺がんトークQ&A Vol.3 肺がんの「病期(ステージ)」 篇

肺がんトークQ&A Vol.2 肺がんと死亡率篇(医誠会病院 呼吸器外科)

肺がんの種類にはどのようなものがありますか?

肺がんは、「小細胞がん」と、「非小細胞がん」に大別されます。 小細胞がんは、増殖が極めて速く、他の臓器に転移しやすいがんです。肺がんの中でも極めて悪性が高いですが、抗がん剤や放射線治療がよく効くのが特徴です。
非小細胞肺がんは「腺がん」 「扁平上皮がん」 「大細胞がん」 などに分類されます。

小細胞がん

小細胞がん 小細胞がん
「進行が早く、全身に広がりやすい」という特徴があります。細胞増殖のスピードが極めて早く、早期発見が難しいので、見つかった時にはかなり進行しているというケースが多々あります。

その一方、抗がん剤や放射線治療が効きやすく、治療による延命効果が高いという特徴もあります。

症状として、咳、息切れ、胸部痛、血痰、顔と頸部の腫脹、食欲減退、体重減少などが挙げられます。



非小細胞がん

腺がん 腺がん
がんの中でも最も発生頻度が高く、男性の肺癌のうち約40%、女性では約70%、全体では50%程度を腺がんが占めています。

肺の末梢(気管支の細い部分)に発生するケースがほとんどであり、そのため通常の胸部X線検査で発見されやすいといえます。また、扁平上皮がんと比較して他の臓器などへの遠隔転移をきたしやすいという特徴があります。

腺がんは、初期段階ではなかなか症状は出ません。しかし、癌が進行してくると咳、息切れ、胸部痛、腕や肩の痛み、血痰、などが挙げられます。


扁平上皮がん 扁平上皮がん
扁平上皮がんは腺癌についで発生頻度が高く、男性の肺癌のうち約40%、女性では約15%、全体では30%程度を扁平上皮がんが占めています。

左の絵のように、比較的肺の中枢の気管支に発生することが多いです。そのため血管や心臓の影に隠れるため、他の肺がんと比較して早期発見が難しいといえます。また、他の肺がんと比較してリンパ節転移および血行性の遠隔転移が比較的遅く、他の組織型より予後は若干良くなるという特徴があります。

ある程度進行すると、咳や血痰などの症状が現れるようになり、さらに進行した場合には息切れ、胸部痛、腕の痛み、呼吸困難などが挙げられます。


大細胞がん 大細胞がん
大細胞肺がんは腺癌や扁平上皮癌等と比較して珍しいがんです。リンパ節転移や他への転移が起こりやすい、発育が比較的早いという以外は、あまりはっきりとした特徴はありません。また、喫煙との関連性は少ないと言われます。

肺の末梢に発生する肺野型の肺がんが多く、初期段階ではなかなか症状が出ません。ある程度進行すると喘鳴(ぜいめい)、息切れなどを起こし、さらに程度進行すると、胸部痛、肩や腕の痛み、呼吸困難などの症状が現れます。


肺がんの「病期(ステージ)」とはどういう意味ですか?

肺がんは、がんの大きさと広がりによって進行度を分類します。 その分類には、TNM分類が用いられます。

T(Tumor)
原発腫瘍の進展度
N(lymph Node)
リンパ節の転移の有無、範囲
M(Metastasis)
遠隔転移の有無

「原発腫瘍の進展度」「リンパ節の転移の有無、範囲」「遠隔転移の有無」のそれぞれの状態の組み合わせによって、「病期(ステージ)」が定められます。

「病期(ステージ)」は、「Ⅰ期」、「Ⅱ期」、「Ⅲ期」、「Ⅳ期」の4つに分類します。その病期(ステージ)のなかで、軽いものをA、重いものをBと、それぞれもう一段階細分化します。

現在、TNM分類はステージ区分が細分化され、非常に複雑になっております。
ご質問がございましたら、外来診察時に医師にご質問ください。



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