放射線治療科
特徴
複数あるがん治療の重要な柱の一つに放射線治療があります。米国においては全がんの患者さん約60%が放射線治療をうけています。放射線治療の対象患者さんは、ほぼすべての領域に及び、とりわけご高齢のがん患者さんには、身体に負担の少ない治療として適しています。多くの患者さんに、放射線治療の恩恵が得られるように、積極的に放射線治療の適応を緩和治療も含めて(がん患者の40~60%に)広げています。
放射線治療は機能と形態温存が可能であり、大部分は痛くも熱くもなく治療できます。ただし、がんと同時に正常細胞も照射されるため、ある程度の障害を伴う場合があります。放射線治療単独はもとより、手術療法や化学療法の併用療法としても、様々な部位での治療に貢献しています。先ほどにも述べましたように、高齢化社会の到来に伴いご高齢のがん患者さんは増加してきており、この方々に対しても優しいがん治療です。
放射線治療が必要な時
根治照射はもとより、手術後の再発予防、対症治療(疼痛・呼吸困難・嚥下障害・その他の苦痛を軽減し生活の質の改善を図る。)として施行されます。
平成20年(2008)までの活動実績(2004年8月より放射線治療を開始)
治療装置、計画、照射、スタッフ等:外部照射として、体幹部定位放射線治療が可能である動体追跡装置を備えたリニアックです。治療計画はMDCT(6列)にて撮影し、治療計画装置(Xi0)で線量計算、計画を医師、医学物理士、技師のトリプルチェックをおこない専門的かつ慎重な診療体制を整えております。また、治療精度向上を図って、患者さんに合わせた各種固定器具も使用しています。さらに、初回治療前に照射の安全性を確認するための検証を、全患者さんに対して例外なく実施しています。一方、治療の物理的側面だけでなく、患者さんの治療中のケアに対しては担当の看護師が対応しております。治療前のオリエンテーションやセルフケアなどの指導や治療中の不安や心配ごとの精神面のサポートに努めています。コミュニケーションの一環として毎週のカンファランスも実施し、患者さんの照射方法やからだの状態変化などを話し合い職種間の共通認識を高めています。
※担当は予告なく変更する場合がありますので、あらかじめご了解下さい。
最新の外来担当一覧は、PDFファイルにてご確認ください。















