医療法人医誠会 医誠会病院
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医療関係のみなさま

医療機関の先生方へ

各科紹介

診療支援施設

総合診療センター(総合内科)

特定の臓器や疾患にとらわれない全人的・包括的診療を行います。生活習慣病など複数の疾患を持つ患者さんでは全身管理病態を明らかにして各専門科と連携して治療に当たります。

近年の医療の目覚しい進歩に伴い医師の専門化・細分化が益々進んでいます。
その反面、複数の病気を持つお年寄りやいろいろな症状を訴える患者さんの診療には必ずしも対応できていないという問題があり、特定の臓器や疾患にとらわれず全人的・包括的に患者さんを診る『総合 内科』の存在が注目されています。いわゆる内科疾患を中心に、生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症)など複数の疾患をお持ちの患者さんの全身管理、原因不明の感染症など多岐にわたる疾患が守備範 囲となります。今後も内科の枠にとらわれることなく各専門診療科との連携を密にとりながら広く深い視野をもって総合的な診療を目指すとともに高度の医療を提供することを目標にしています。

糖尿病・代謝センター(糖尿病・代謝内科)

多くの医療職種で糖尿病治療チームを編成しています。チーム力を結集し、糖尿病を持つあなたに最適なオーダーメイド治療を提供し、患者さん自身の健康意識を高め、自己管理能力アップを目指します。

外来では慢性疾患である糖尿病の合併症予防・進行阻止にむけ、患者個々にたてた「年間治療計画」をもとに1 年単位での合併症管理・生活指導を行っています。また、健診センター(SOPHIA)で発見された耐糖能異常者に対し、生活改善を最重点とした早期からの治療介入をしています。入院では、多忙な現代人むけに、週末土日一泊二日の、糖尿病合併症チェックと自己管理能力向上のための短期教育入院を行っています。救急患者が多い病院であることから、教育入院のみならず、低血糖性・高血糖性昏睡の救急入院治療を担当したり、糖尿病を合併する脳・心血管系、整形外科系救急疾患や周術期症例に対し共観での血糖管理を行っています。症例に応じ、持続血糖モニタリング(CGM)やインスリンポンプ療法(CSII)を導入し治療しています。また、内分泌疾患の診療も扱っており、主に、バセドウ病・慢性甲状腺炎の管理、穿刺吸引細胞診を含む甲状腺腫瘍の診断といった甲状腺疾患の診断・治療、副腎疾患(偶発腫・機能性腫瘍)の診断を行っています。

心臓血管センター(循環器内科・心臓血管外科)

循環器内科・心臓血管外科領域における全ての疾患が治療可能です。
身体に負担の少ない治療、安全な治療を心がけています。

循環器内科

当センターは急性心筋梗塞や急性大動脈解離、胸部や腹部大動脈瘤破裂、急性下肢動脈血栓塞栓症、シャントトラブルなど、突然に発症し、緊急に治療が必要な疾患にも、いつでも総合的に対処出来る様に循環器内科と心臓血管外科とが一体化して設立されています。したがって夜間休日を問わず 24時間 365 日、あらゆる心臓、血管の病気に対応できる体制を取っています。さらに、心臓カテーテル検査、血管造影検査、マルチスライス CT、MRI 等の検査も 24 時間施行可能で、迅速かつ正確な診断が行える様な体制を取り、疾患、病態に応じて内科的治療や冠動脈形成術、あるいは緊急心臓血管外科手術など最適な治療を最適なタイミングで行えるようにしています。また疾患によっては腎臓内科、脳神経外科、放射線科とリアルタイムでコンサルトしあう事により総合的な治療を迅速に施行可能な体制で患者さんの治療にあたっております。
 常に心臓血管センターチームで患者さんのリアルタイムの状態を把握しあい、刻々と変化する患者さんの容態に対応する様にしています。 さらに ICU、HCU と緊急で重篤な患者さんの積極的な加療をスムーズに施行するための体制を取っています。

心臓血管外科

弁形成術(僧帽弁形成術、大動脈弁形成術、三尖弁形成術)、それらの小切開手術(MICS〈ミックス〉傷跡が小さく見えにくい)、大動脈基部再建手術、肥大型閉塞性心筋症へのモロー手術などの高難度といわれる手術を行っています。冠動脈バイパス手術、弓部大動脈瘤手術、腹部大動脈手術も行っています。特に心臓弁膜症疾患に対する外科治療は MICS(低侵襲小切開下)とよばれる心臓手術を行っています。これは原則 8cm 前後の小さい皮膚切開を用いて、弁形成術または弁置換術、不整脈手術を行い患者さんの早期社会復帰を実現化しています。また大動脈瘤の治療に対しては身体にメスをいれないカテーテル治療、大動脈瘤ステントグラフト治療を行うことが出来ます。身体への負担が少なく安全に治療を行えるよう患者さんそれぞれに一番よい治療を提案しています。

心臓リハビリテーションチーム

 ICU、HCU に入室された当日より積極的にリハビリテーションチームも参加しています。また外科治療施行前の外来通院時や入院直後よりリハビリチームが介入することにより合併症予防に努めています。当院は理学療法士、作業療法士、言語聴覚士と多くのリハビリ技師数を有し、心臓血管センターの患者さんの早期社会復帰のための心臓リハビリテーションを積極的に行っております。外来通院リハビリテーションも可能で、退院後のより速い社会復帰へのお手伝いや心疾患発症予防のための心臓リハビリテーションを行っております。

呼吸器センター(呼吸器外科、呼吸器内科)

胸腔鏡による低侵襲手術。手術、抗癌剤化学療法、放射線治療などを組み合わせた集学的な肺癌治療。

呼吸器外科専門医 2 名、呼吸器内科専門医 3 名 + 専門医取得予定医 1 名の体制ですが、全員、臨床経験豊富な医師で、的確な診療を行っております。
肺癌、自然気胸、膿胸、縦隔腫瘍、喘息、肺炎、非結核性抗酸菌症、肺気腫、間質性肺炎、呼吸不全、睡眠時無呼吸症候群など、呼吸器疾患全般にわたり、幅広く対応しております。また、慢性呼吸不全に対する在宅酸素療法や非侵襲的人工呼吸器管理、禁煙外来などにも取り組んでおります。個々の患者様の生活背景も考慮した最適な治療法の選択、安全で身体に負担の少ない気管支内視鏡検査および低侵襲手術(胸腔鏡下手術)を行っています。早く病気が治るよう最善の治療を心がけ、入院期間の短縮、早期に社会復帰できるようリハビリテーションも併用し、高度な医療の提供に努めております。

消化器内科/消化器内視鏡センター

鎮静剤を用いた苦痛の少ない内視鏡。検査・治療食道・胃・大腸・肝・胆・膵と多岐に渡る領域で消化器外科とも連携した多彩な治療を行います。

消化器外科センター

ガイドラインに沿った標準的な治療に加え、患者さんの病状に応じたオーダーメイドの治療を提供しています。
<5 つの特徴>
① 低侵襲性に配慮したきずの小さな内視鏡外科手術
② 高度進行癌の根治切除を目指した拡大手術
③ LECS(腹腔鏡内視鏡合同手術)などの消化器内科との合同手術
④ 食道裂孔ヘルニアや逆流性食道炎などに対するQOL 改善のための手術
⑤ 年齢だけで諦めず、全身状態を評価した上で行う高齢者に対する手術

消化器外科領域の対象疾患は、消化器癌、炎症性疾患、急性腹症など多岐にわたります。PET-CT をはじめとする最新の医療機器を備えている当院の特長を活かして、迅速かつ正確な診断のもとに治療が 行えるよう心がけています。各種癌治療ガイドラインに沿った標準的な治療だけでなく患者さんの病状に応じたオーダーメイドの治療を提供できるように準備しています。毎週木曜日に消化器カンファレン スで消化器内科・腫瘍内科・メディカルスタッフ等参加の上、症例検討を行い、連携をとりながら、その総合力で治療に当たります。そして手術療法を柱とした化学療法・放射線療法・IVR などを組み合わ せた治療を行っています。また、木曜日14時30分から5A 病棟でカンファレンス・病棟回診を行い、メディカルスタッフと協力しながら診療にあたっています。
近年、消化器癌手術は内視鏡外科手術(胸腔鏡・腹腔鏡下手術)の導入で術式が大きく変化しています。当科においても消化器癌に対する内視鏡外科手術を積極的に導入しており、食道亜全摘術、胃切除 術(胃全摘術、噴門側胃切除術を含む)、大腸癌手術(直腸切除術を含む)などを行っております。現在胃癌(GIST 等含む)においては7 割近く、大腸癌においては8 割以上の症例に対し内視鏡外科手術 を行っております。内視鏡外科手術は低侵襲手術であるため在院日数が短縮でき、疼痛コントロールや整容性にも優れています。また技術の進歩に伴い、手術難易度は高くなりますが、さらなる低侵襲性を 追求し、トロッカー数を減らしたreduced port surgery や、臍の傷のみで行う単孔式腹腔鏡下手術を良性疾患(胆石症、虫垂炎、イレウス等)のみならず、消化器癌手術へ適応を拡大しております。ま た消化器内科とも連携し、潰瘍性大腸炎に対する大腸全摘術や、高度食道裂孔ヘルニアに対する修復術、胃GIST 等においては術中に内視鏡を併用するLECS(腹腔鏡内視鏡合同手術)も積極的に行っており ます。

乳腺・内分泌外科

精度の高い検診及び2次精査で早期発見に努め、グローバルガイドラインに沿って形成外科・放射線治療科を含めた集学的治療を行います。

年々乳癌は増加しております。当院では市民健診・企業健診・人間ドックを毎日受け入れており早期発見につとめております。
また診療においても月~土の毎日外来診療行っており、患者さんをお待たせすることなく乳腺専門医師による診察が可能です。
乳癌は一人一人病状の異なる疾患であり、患者さんのニーズに沿ったきめ細やかな個別化治療を行っております。
化学療法室も完備されており放射線治療医、病理医、形成外科医、リハビリ科とも協力し集学的な治療を行っております。

婦人科

“切らない治療” と “きずの小さな手術”
思春期から更年期以降までの幅広い年齢層の女性の健康管理に積極的に取り組んでいます。

腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術、マイクロ波子宮内膜アブレーション(MEA) などを中心とした低侵襲手術による婦人科疾患の治療を行っています。腹腔鏡下手術は3~4カ所の5mm あるいは12mm の創部から腹腔鏡手術用の器具を挿入し、テレビモニターを見ながら行う手術で、おもに子宮筋腫や卵巣腫瘍、子宮内膜症などの婦人科良性疾患を対象として、腹腔鏡下子宮全摘術、腹腔鏡下筋腫核出術、卵巣腫瘍摘出術、子宮内膜症病巣除去術などを行っています。子宮鏡下手術は子宮鏡下に高周波電極を使用して子宮腔内に突出した粘膜下筋腫や内膜ポリープ切除をする手術であり、子宮機能を温存する低侵襲手術として行っています。MEA は過多月経による貧血症に対して、子宮内膜組織にマイクロ波を照射して壊死させる治療であり、子宮筋腫や腺筋症に伴う過多月経にたいしても子宮摘出術の代替治療法として積極的に施行し、適応を拡大しているところです。常勤医3名(うち日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医2 名)で、上記の低侵襲治療に加えて開腹手術/腟式手術を含む標準的な婦人科治療を安定して提供しております。

整形外科

運動器疾患の予防と治療
外傷(骨折、脱臼)へのすばやい対応
関節疾患(四肢関節)への安全、正確な治療

一般外傷、関節の変性疾患を中心に治療を行っております。地域の要請にこたえるべく3次症例を除き、救急患者を断らない方針で診療にあたります。
骨折治療に対してはしっかりとした整復固定を心がけ、患者さんの早期社会復帰を目指しております。
また年々増加傾向にある大腿骨近位部骨折に対しては年間300 例以上の手術を行っており準緊急での手術を行うべく各コメディカルと協力して、素早い対応を心がけております。
人工関節手術と人工骨頭挿入術は前方アプローチ(DAA)で行っており、低侵襲手術により術後早期の回復を目指しております。変形性膝関節症に対しては、プレカットによるTKA を行い術後の患者満足度の向上に努めております。

脳卒中センター

脳卒中領域は、近年最も診断・治療技術が大きく変化している領域です。これまで予後自体を改善させる治療方法がなかった脳梗塞に対しても、rt-PA静注療法や引き続いてのカテーテル血行再建を行うことで有意な改善が得られるようになっています。搬送される病院・受けられる治療によって大きく予後が異なる結果となっていることから、当院では急性期の脳卒中に対して、2 時間365日、脳卒中の診断・治療に習熟した医師が常時在住し、最先端の適性・妥当な治療が受けられる体制を今後も維持していく所存です。

大阪市内で最多の脳卒中受け入れ病院の一つです。SCU(脳卒中ケアユニット)を主たる入院病棟として、重症例は ICU・HCU の協力を得て、エビデンスに基づいた脳卒中治療を行い、二次的な神経症状の悪化を防止をしています。脳卒中看護に習熟した看護師とリハビリテーション部が双方向に連携することで、安全を担保しながら発症早期よりリハビリテーションを行っています。これらの結果、肺炎等の脳卒中後の二次的合併症を防ぎながら、良好な全身状態を維持し早期の円滑な自宅復帰ないしリハビリテーション病院転医を実現しています。
脳卒中に対する手術加療に関しては、クリッピング術やバイパス術などの技量維持をしつつ、これらの従来法より低侵襲に行える血管内治療や内視鏡手術も積極的に採用し、これら低侵襲治療の適応比率が増大しています。なかでも脳血管内治療は全分野に対応可能で、コイル塞栓術、頚動脈ステント留置術、 カテーテル血行再建術の症例数が年々増加しています。今後はステント支援下動脈瘤塞栓術、動静脈シャント疾患への ONYX 塞栓などさらに高度な血管内治療治療技術を要する症例を増やしていく方針です。
現在、脳血管内治療専門医が 3 名在籍しており、2019 年 9 月に 1 次脳卒中センター(PCS)に認定されました。今後包括的脳卒中センターの認証を予定しています。

脊椎脊髄センター

頚椎から腰椎まで椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症といった頻度の高い変性疾患だけでなく、脊椎外傷や脊髄腫瘍、化膿性脊椎炎などの治療も行っています。これらの疾患により脊髄神経の圧迫が原因で四肢の痛みやしびれ、運動感覚障害などを生じている病態に対して神経の圧迫を取り除く神経脊椎外科治療を主に行っています。

脳神経外科の脊椎専門医 3 人と非常勤の整形外科の脊椎専門医 1 人のコラボレーションで病態診断、治療方針の決定および手術を行っています。脊椎外傷などに対する従来のオープン手術による多椎間固定術のような大きく切開する手術だけでなく、手術用顕微鏡を用いたマイクロサージャリーで神経の圧迫を取り除く手術や 1cm 程度の切開から内視鏡を挿入して脊椎に至る経皮的内視鏡下手術など低侵襲手術にも取り組んでいます。頚椎および胸腰椎の手術では通常の脊椎後方から神経の圧迫除去あるいは固定を行う術式だけでなく、脊椎前方からの手術も行っています。頚椎前方手術は経椎間板で除圧固定を行う術式や椎体亜全摘を行い、腸骨や腓骨を移植する手術を行っています。胸腰椎でも前方・側方からの固定術を行う場合もあり、XLIF を用いて低侵襲胸腰椎側方固定術を行うこともあります。胸腰椎圧迫骨折の除痛目的で行う経皮的バルーン椎体形成術も行っており、高齢患者の早期離床を目指しています。

泌尿器科

一般泌尿器科外来を対象とした診療に加え、前立腺生検、内視鏡的手術(TUR-Bt、TUR-P)等に加えて膀胱脱や尿漏れに対する外科的治療など診療の幅を広げています。

現在は尿路結石症に対して早期の治療を目指してPFC(プロセスフローチャート)を用いて術前管理を行っている。痛みが起きた段階から治療までの間隔を短くすることと、誰が診ても同じ手順でESWL または保存的療法の治療の選択が素早くできるようにしています。
また、腎癌・前立腺癌・膀胱癌・精巣癌の治療にも力を入れており、手術療法やすべての薬物療法を行うようにしています。

腎臓内科

腎疾患と急性期透析の治療・予防・早期治療のための全身管理、腎不全の保存的加療と透析導入へのトータルケアを行なっています。

形成外科・美容外科・褥瘡(じょくそう)治療センター

褥瘡、難治性潰瘍を中心に創傷全般に対応致します。
体表面の形状の変化や疾患に対して、外科的治療を行います。

当院形成外科は、「形成外科・美容外科」を標榜し、保険診療と自費診療の2つの診療を行っています。
構成は常勤医師2名ですが、非常勤では、関西医科大学形成外科教授楠本健司医師の応援をいただいています。広範な形成外科領域の中で、特に潰瘍、褥瘡、外傷、熱傷、フットケアに力を入れています。
また美容外科の分野においては、皮膚レーザー治療の領域で症例を担当し、機能的および、外見的に社会生活の質(QOL)を向上させることを目標に治療を行っています。
尚当院は、形成外科学会認定施設です。

腫瘍内科

近年の抗がん剤治療の進歩の結果、臨床腫瘍学の知識を背景として、臓器横断的に各種悪性腫瘍の診療を行う、抗がん剤に精通した「腫瘍内科医」の必要性が高まってきました。一方で、本邦では従来、抗がん剤治療は外科医などの臓器別専門医が中心となって実施されてきた経緯があり、「腫瘍内科」を設置している病院は全国的にもまだ少ないのが現状です。当科は、がんの検査、治療を行う当センターにおいて、抗がん剤を専門的に扱う診療科として開設されました。がん診療を専門とする内科医として、臓器横断的に抗がん剤治療を中心に診療を行っております。科学的根拠に基づき、それぞれの患者さんに最適と思われる治療方針を提案させていただきます。詳細な病状と、治療による利益、不利益を説明の上で、患者さんやご家族とよく相談し、同意をいただいた後に、治療を進めてまいります。抗がん剤治療に関しては、患者さんの生活の質を保つことも大切な要素の一つであるため、支持療法(=副作用対策)、緩和療法(=症状に対する対症療法)を十分に行い、また、少しでも入院せずに治療が出来るよう、可能な限り、外来での抗がん剤治療を推進しております。

放射線治療科

スタッフ一同、様々な癌への様々なステージでの治療に、患者さんの立場に立った迅速かつ適切な診療を行ないます。

1)放射線治療科の特徴

放射線治療はがん治療の主要な柱の一つです。放射線治療の対象疾患はほぼ全ての領域に及び、特にご高齢のがん患者さんには身体に負担の少ない治療として適します。
多くの患者さんに、放射線治療の恩恵が得られるように緩和治療も含め積極的に放射線治療の適応を広げて行きます。
放射線治療は機能と形態温存という優位な点があります。ただし、がんと同時に周囲正常組織も照射されるため、ある程度の障害を伴う場合があります。そのため、予防的な処置や処方、適応の検討を行います。
放射線治療単独はもとより、手術や化学療法の併用療法としても、様々な部位での治療に貢献しています。高齢化社会の到来に伴いご高齢のがん患者さんは増加してきており、この方々に対して身体に優しい放射線治療が選択されます。

2)放射線治療の適応

放射線治療の適応範囲は多岐にわたります。

  1. 術後の再発抑制(術後照射)
    • 早期乳がんetc.
  2. 手術後の領域に放射線治療を用い、根治性の向上に寄与させる
  3. 手術前に照射し、がんの縮小や転移を予防したうえで手術する(術前照射)
  4. 手術でもよいが、放射線でも同じ位治る時で、まず放射線で治療する
    • 子宮頚がん、喉頭がん、皮膚がん、舌がんetc.
  5. 手術より放射線治療のほうがよく治るから放射線治療をする
    • 悪性リンパ種他
  6. 治すことは困難だが、疼痛・呼吸困難・嚥下障害・麻痺の予防・その他の苦痛を軽減する
    • QOL( 生活の質) の改善、緩和ケアへの寄与
  7. 手術不能の時、及び手術後の再発時の手段(根治~準根治~対症的治療まで幅広く)
  8. その他併用療法として使用
    • 化学療法等に併用etc.

麻酔科

患者様にも 外科医にも ストレスの無い麻酔環境を提案します

手術室・内視鏡室・血管造影室における全身麻酔・硬膜外麻酔・脊椎麻酔は24時間365日迅速に対応します(依頼から入室まで1時間以内。平日日中は最速10分で可能。)
手術麻酔のみならず、急性期の全身管理を得意としており、集中治療室専従を週2日、HCU 日当直を週1.5 日担当しています。
初期研修医教育・後期研修教育は医誠会病院内でも屈指で、多くの初期研修医を受け入れており、持ち上がりで後期研修医(専門医研修)も在籍中。

救急医療センター(救急診療科)

救急及び脳神経外科・循環器科医の専門医を中心に24 時間365 日の体制で、救急疾患の初期診断と治療を行っています。

センターの専門医師により、全ての救急搬送・独歩患者に対して初期診療(診断・初期治療)を行います。
また、独歩患者には救急外来看護師・救命救急士がトリアージを行い、緊急性の有無を判断し、緊急性があると判断されれば、救急車で来院の患者同様、専門医師の診察を受けることになります。
初期診療後、入院が必要な患者は、全て専門担当科に振り分け連携を図っています。

病理検査センター

手術や生検、各種検体の病理検査に対応しています。

迅速にして正確。

臨床検査科

総勢 35 名体制で、採血に始まり、検体検査や輸血検査、超音波を始めとする生理検査、内視鏡センター、病理センター、健診センター(人間ドック SOPHIA)、新大阪がん血液内科クリニック、透析クリニックなど様々な場所と分野で活躍しています。
また、24 時間 365 日の救急医療に対応するため、通常勤務に加えて日当直 2 人体制で運営しています。
『信頼性の高い検査データーを迅速に臨床の場に提供する』をモットーにそれぞれの分野に精通した臨床検査技師が担当しています。

毎月開催している臨床検査適正委員会にて、検査に用いる検査機器や検査試薬、検査のフローや基準値などを、最新ガイドラインの知見に合わせて選定・更新を行っています。また精度管理データの報告と検討を行うことで、各診療科に提供している日々の検査データの精度を保証しています。

人間ドックSOPHIA・医誠会健診センター・医誠会出張健診センター

新しい医療文化の創造を志向し、安全で良質な健診サービスの提供を通して受診者の健康管理と増進のために貢献します。

先進医療の診断学を積極的に取り入れた検査  基本コースに加えた豊富なオプション検査
再検査から治療までホロニクスグループでトータルサポート(料金は保険診療となります)

今年度は新型コロナ感染症のため、厚労省の指示に従い 4 月 11 日から 5 月 31 日まで約 2 ヶ月間の診療を自粛いたしました。6 月より診療再開後は人間ドック学会のガイドラインに基づく感染対策を十分に行っています。また受診者さんへの受診に際しての留意点の周知や保健師による受診直近の健康チェックなど施設内への感染持ち込みに対する水際対策も独自に行いました。その結果、施設内での感染はみられませんでした。次年度の人間ドック学会学術大会において「人間ドックにおけるコロナ感染者の水際対策」として発表予定。

出張健診では今年度からデジタル化に着手し、iPad の導入を行いました。計測データが自動的に収集され、誤入力の防止・精度向上と共に作業時間の軽減が達成でき、受診者様への報告書は 3 ~ 7 日中に発送可能となりました。また今年度は胃カメラバスを導入し、出張健診先にて内視鏡検査が可能となりました。来年度はさらに多数の受診者様にご利用頂けるよう努めます。

薬剤部

「One for all, All for one」
一人はみんなのために、みんなは適正な薬物治療提供のため。一人の患者のために

医薬品の適正使用と安全管理、処方設計の支援や減薬などに貢献するために、病棟常駐化や外来院内調剤、ICT、AST、NST、褥瘡、がん化学療法、糖尿病などのチーム医療の一員としても活躍しています。また、薬学部実務実習だけでなく、薬学生のインターンシップの受け入れも行い、薬剤師の育成にも力を注いでいます。

医師をはじめとするあらゆる医療従事者と協力して患者に最適な薬物治療を提供し、医薬品に関する医療安全を確保するとともに、医療薬学の教育に貢献し、医療の質と効率の向上に寄与します。

業務

臨床検査部

総数 61 名体制(うちキーパンチャー 4 名、内視鏡洗浄員 6 名、事務員 2 名)で、採血に始まり検体検査や輸血検査、超音波検査などの生理検査、内視鏡センター業務介助、病理検査センター、人間ドックSOPHIA、健診センター、出張健診、大阪医誠会がん治療クリニック、付属クリニックでの業務応援など、様々な場所と分野にて活躍しています。
『 臨床へ価値あるデータを迅速に 』をモットーにそれぞれの分野に精通した臨床検査技師が責任を持って取り組んでいます。
救急医療に対応するため、通常ルーチン業務に加えて 24 時間 365 日の当直 2 名体制で運営しています。
2020 年 4 月よりリアルタイム PCR 法を利用した遺伝子検査内製化を達成し、さらなる医療貢献を進めて参ります。

患者検体や患者の体から得られた情報を分析・評価し、得られた科学的・客観的データを臨床に提供することで診断治療のサポートを行います。データの管理、異常データの追跡も行い、また栄養や感染といった専門知識を活かして院内ラウンドにも参加します。

業務

また各種委員会への参加や、糖尿病教室、医療公開講座といった活動を通じ、職能横断的活動に活躍しています。

診療放射線部

日々の診療に加え、グループ内診療放射線技師の研究発表や、ホロニクスグループ全体の学術講演などを実施し、活発な意見交換を行い共有化しながら、より良い診療を目指し患者さんへの還元を図っております。
またコロナウィルス感染防止対策として、放射線室や装置に対する光触媒コーティング、オゾン発生装置の配置、また職員の 健康状態を管理する安否確認システム導入など患者さん及び職員の安全に留意しております。

より診断に有益な画像の提供を念頭に置き、安全確保・被曝線量軽減へと努めています。
また、各種認定資格などを取得し、先進的で高度・良質な医療の提供の為に技術と知識の向上にも努めています。
CT検査では、2台のMDCT(64列/64列)が稼動しており、より高精細な画像と高速撮影を兼ね備え、緊急検査には24 時間対応しています。
MRI検査でも24時間緊急対応を行っており、拡散強調画像(DWI)を用いて超急性期脳梗塞の診断に役立てています。
マンモグラフィは、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会より院内・検診バスともに施設認定を受け、精度管理された装置で女性技師による検査対応をしています。
放射線治療は、高精度放射線治療装置にて治療します。
治療精度向上を図り、患者さんに合わせた各種固定器具を使用し、初回治療前に照射の安全性を確認するための検証を、全患者さんに対し例外なく実施しています。患者さんの治療中のケアに対しては担当の看護師が対応し、治療前のオリエンテーションやセルフケアなどの指導や治療中の不安や心配事の 精神面のサポートにも努めています。
2020 年 3 月には、19 インチ大型タッチパネルモニタ搭載の FPD 回診用 X 線撮影装置を導入し、より素早く確実な画像確認が可能となりました。また、凹凸のないフルフラット構造により従来より拭き取りやすく清潔性を維持できます。放射線画像に関しては、緊急所見・異常所見を放射線技師が確認 し担当医師や担当診療科に連絡することで所見の見落としを防いでいます。

業務

臨床工学部

医療機器の適切な管理と運用を実践し、コンプライアンスの遵守とチーム医療による医療安全を最優先とする質の高い臨床技術を提供します。

業務

血液浄化部門(血液透析を含む)

透析導入及び検査入院、合併症の治療・手術等の入院加療を必要とする患者さんに対して医師、看護師と協力し透析療法を施行する。また、エンドトキシン吸着を初め各種吸着療法、免疫細胞療法におけるリンパ球採取など様々な血液浄化療法にも24 時間体制で対応している。

ME部門

人工呼吸器、シリンジポンプ等院内で使用するME機器の保守・点検を初め機器のトラブルへの対応、貸し出し、ライフサイクルまで総合的に医療機器の管理を行う。医療ガスの管理業務である。また、看護師等へME機器の取り扱い教育もME部門の業務である。

オペ・カテ部門

手術室機器(麻酔器、人工心肺等)の保守・管理・準備・点検・操作、ペースメーカー植込み立会い・Follow-up check の施行、PCPS・IABP などの補助循環装置の管理、カテーテル検査等に24時間体制で対応している。

リハビリテーション部

回復過程の最も重要な急性期にリハビリテーションを提供しています。医師・看護師などの多職種と連携して早期回復・生活動作の改善に取り組んでいます。また、当院は予防医療に対する取り組みも積極的に行っています。
セラピストは、経験年数10 年目以上の経験を有するスタッフも多く在籍しています。認定資格の取得も積極的に行い質の高いリハビリテーションが提供できるように取り組んでいます。

リハビリテーション部

1)理学療法部門

脳血管疾患、整形外科疾患、呼吸器疾患、循環期疾患、廃用症候群、がん疾患などの患者に対して、基本動作能力(寝返り、起き上がり、坐位、立ち上がり、立位、歩行)の回復を図る目的で運動療法(関節可動域訓練、筋力増強訓練や動作訓練)や物理療法を中心とした治療を行います。

2)作業療法部門

脳血管疾患、整形外科疾患、呼吸器疾患、廃用症候群、がん疾患などの患者に対して、様々な作業を通して身体機能の回復を図り、環境調整や自助具の提案などを行い、食事・排泄・更衣動作を始めとする日常生活動作や家庭内役割(家事・仕事)など、人の生活に関わる全ての活動の練習・援助を行います。

3)言語聴覚部門

脳卒中等によるコミュニケーションの障害(失語症、構音障害など)を持つ患者に対し、ことばの訓練やコミュニケーションをとりやすくするための訓練を行い、コミュニケーション能力の改善を目指します。また、口から食事をすることが難しい(いわゆる嚥下障害)患者に対しては、嚥下の機能評価を実施し、医師と治療方針について検討したのち、治療を実施します。

健康運動支援課

1)健康運動支援課

生活習慣病、慢性疾患を対象として病気の悪化予防(予防医療)を支援します。運動習慣を身につけていくために運動の指導や相談を実施します。

業務

入院または外来患者に対するリハビリテーション業務。

栄養管理部

安全で美味しい栄養バランスのとれた食事の提供と、健康に配慮した栄養食事指導を入院、外来と継続して行っています。入院後は24時間以内に栄養状態の評価を行い、低栄養の早期発見に努めています。患者さんが食事を美味しく、安全に食べられているか、喫食状況の確認をし、状況にあわせた対応を随時行っています。定期的に栄養状態の再評価を行い、必要に応じて栄養サポートチーム(NST)で、栄養介入を行います。

業務

外来患者管理・支援センター

患者さんの疾患の重症化・再発の防止、健康の維持・増進、QOL の向上に向けて取り組んでいます。

コーディネートナース

全人的医療の提供を目的とし、病気や治療上の悩みを共に考え、患者さんに寄り添った医療サービスを提供します。

データサイエンティスト(顧客管理部データ管理課)

電子カルテシステムに蓄積されている診療録や検査データをもとに、継続的な治療・受診が必要な患者さんの予約・受診情報を管理します。

業務

<コーディネートナース>

<データサイエンティスト>

医誠会病院

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Fax 06-6329-6111
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