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糖尿病・代謝センター

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医師紹介

センター長
増田 浩史
部長
森田 千尋
医長
田中 裕子
医員
正木 暁
非常勤
笠原 智香子
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糖尿病・代謝センター戦後日本は短期間で鮮やかに立ち直り、経済も発展して先進国に復活しましたが、私たちの健康を考えるうえで「生活習慣病の増加」という大きな副作用も生みました。なかでも糖尿病は、日本では10人に1人、とくに高齢者では6人に1人が患者さんという、ありふれた病気となるまでに増加しています。もともと日本人を含む東洋人は糖尿病になりやすく、現代社会にひろがる不規則な生活習慣・運動不足・高脂肪の食事・肥満者の増加がその発症原因となっています。糖尿病では、体内のエネルギー源である血糖の制御ができなくなって血糖が上昇します。すい臓からインスリンという血糖を下げるホルモンが分泌されていますが、糖尿病ではこのインスリンの分泌量が減ったり、インスリンの作用が低下するために高血糖がおこります。高血糖が長年続くと、体の各所、おもに眼・神経・腎臓を侵し、また、動脈硬化をはやめて脳梗塞や心筋梗塞のリスクとなります。寿命にも影響し、日本人糖尿病では10年ほど短命となるといわれています。残念ながら、いったん発病した糖尿病は治癒させてしまうことは困難ですが、適切なコントロールでこれらの合併症は予防でき、一般人と同じような健康状態を保つことができます。

糖尿病はその人の生活に密着した病気です。飲み薬やインスリンを使った薬物治療も大切ですが、糖尿病を作ってしまった今までの生活習慣の見直しが適切に行われていないと、コントロールが難しく、長く健康を保つことはできません。

高血糖を起こすという意味では同じでも、その人その人で糖尿病の病気の様子はかなり違います。
当院の糖尿病・代謝センターでは、医師のみならず10人以上の糖尿病療養指導士資格をもつ看護師・管理栄養士・薬剤師・リハビリ担当者などが常駐しており、それぞれの得意分野を生かしたチーム医療で個々の患者さんへのこまやかなオーダーメイド治療をおこなっています。多くの糖尿病のかたは「無症状」であるがため病気を軽視しがちですが、そこに大きな落とし穴が潜んでいます。症状のない高血糖は、あなたの体に日々の「つけ」を残し、将来の苦しみのもととなります。あなたが血糖を落ちつける良い生活習慣を身につけられますよう、また体にあった治療薬を選べますよう、将来にわたって健やかに暮らせますよう、私たちが積極的にお手伝いいたします。

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