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医誠会健診センター

乳がん検診 よくある質問Q&A

  • Q 乳がん検診は、どんなことをするのですか?

    A 乳がん検診には画像検査(マンモグラフィと超音波エコー)と視触診です。
    マンモグラフィとは、乳腺専用レントゲン検査で、乳房を上下から圧迫し撮影します。
    乳房を圧迫している時間は10~15秒で2回~4回撮影します。
    痛みを感じる程度は人によって異なります。
    一般に生理前は乳房が張って痛みを感じやすいようです。
    超音波エコーとはゼリーを皮膚につけてセンサーを密着させ、乳房全体に腫瘍の有無を調べる検査です。
    若い人、乳腺の量が多い人はマンモグラフィでは診断がむずかしいので、超音波エコーが有利です。
    マンモグラフィで乳がんが100%診断できるわけではなく、超音波検査も併せて行うことが望ましいと思われます。

  • Q どのような人が乳がんになりやすいですか?

    A 初潮が早い人 閉経が遅い人 出産をしていない人 高齢初産の人 閉経後肥満となった人 血縁者に乳がんの人がいるなどにあてはまる方に乳がんが多い傾向があります。

  • Q 検査を受けるにはどこへ行けばいいのですか?

    A 乳腺専門の医療機関や、マンモグラフィ検診を実施している施設で受診してください。

  • Q 乳がん検診は若い人もすべきなのですか?

    A おおむね40歳以上が検診の対象です。 家系に乳がん・卵巣がんの比較的多い家系の方など乳がんになりやすい(リスクの高い)人には、若い時期から画像検査を含めた乳がん検診が推奨されています。

  • Q マンモグラフィと超音波とではどちらがよいでしょうか?

    A 職場検診などで、どちらか一方を選択する必要のある場合は、迷うところです。決まった指針があるわけではありませんが、乳腺濃度の高い方や若年者には超音波を勧めることがあります。また、隔年でマンモグラフィと超音波を織り交ぜる方法なども行われているようです。 一般に、両方併用することでより高い精度が得られます。

  • Q マンモグラフィが痛いのですが、別の検査法はありますか?

    A 超音波、MRIなどでもスクリーニング(検診)を行うことはありますが、それぞれの長所・短所がありますので、完全に代用できるというわけではありません。できればマンモグラフィを嫌がらず検査の幅を広げておきたいところです。

  • Q 検診で「要精査」と言われました。 乳がんと考えてよいのでしょうか?

    A 実際に乳がんと診断されるのは、要精査と指摘された方のごく一部です。ほとんどの方は、精査の結果「問題ない」と診断されます。 また、微妙な病変の場合には経過を追って判断することもあります。

  • Q 2年に1回自治体から案内される検診を受けておけば大丈夫でしょうか?

    A どのガイドラインでも、「守っておけば絶対大丈夫」というものはありません。 毎年1回の乳がん検診を勧めているガイドラインもありますし、その合間にも時々自己触診などで乳房の変化を気に留めておく(breast awareness)ことも推奨されています。

  • Q マンモグラフィの撮影にあたっての注意点はありますか?

    A 食事制限などはありませんが、制汗剤やパウダーなどはよく拭き取ってください。パウダーが残っているとがんのサインである石灰像によく似た画像になることがあります。 また、以前に受けた手術やご自分で気が付かれたいぼやほくろ、しこりなどもお伝えください。誤った診断を避けるのに役立ちます。