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メンズセンター
(男性泌尿器科・男性肛門科)

Mens Center (Male Urology and Proctology)

お知らせ

2024/06/12
センター紹介を更新しました
2024/05/09
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2024/05/02
メンズセンターのページを更新しました

センター紹介

近年、性差医療 (gender-specific medicine) の研究が進み、男性と女性では同じ疾患でも、誘因、症状、進み方、治療薬の効果や副作用まで異なることがわかってきました。 当院ではメンズセンター/レディースセンターとして男女の生物学的性差、つまり体の性別に配虚し、一人ひとりの患者さんに適した質の高い医療の提供を目指しています。

近年では前立腺癌、膀胱癌、腎癌などの泌尿器科系悪性腫瘍が増加傾向にあります。特に前立腺癌の増加は顕著で、当科では腫瘍マーカーによるスクリーニング、診断目的の前立腺生検にもMRI超音波融合画像による3D前立腺生検システム『Biojet』を導入しがん検出率の精度上昇に努め積極的に行っております。

早期前立腺癌に対してはロボット支援下前立腺摘除術、放射線治療(IMRT:強度変調放射線治療)を主にお勧めしますが、ご年齢や体力など患者さんの状態に沿った治療(監視療法、ホルモン療法)も一人ひとりの状況に合わせた治療計画を提供し、相談の上で方針を決めていきます。

泌尿器科という特性上デリケートな部分の診察はどうしてもありますが、患者さんのプライバシーを尊重し、心地よい診療環境に配慮していますので、安心して受診してください。

ご不明点やご相談があれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。当センターが、あなたの健康な生活の一助となれることを心から願っています。

受付
受付
待合室
待合室
エコー
エコー
診察台
診察台
結石破砕装置
結石破砕装置

主な疾患(男性泌尿器科)

以下は対象疾患の一例です。
気になる症状等ございましたら、まずは診察の上、ご相談下さい。

尿路悪性腫瘍 腎がん、腎盂尿管がん、膀胱がん、前立腺がん、精巣がん等
尿路感染症 腎盂腎炎、膀胱炎、尿道炎、前立腺炎、精巣状態炎、亀頭包皮炎等
尿路結石症 腎結石、尿管結石、膀胱結石等
その他 前立腺肥大症、神経因性膀胱、過活動膀胱、頻尿症、尿道狭窄症など

治療(男性泌尿器科)

  • 前立腺がん
    早期前立腺がんに対してはロボット支援手術を行っています。傷が小さく、出血量も少ない低侵襲の手術方法です。精細な手術が可能であり、開腹手術に比べて尿禁制や勃起機能の保持に有利です。放射線治療としては、高精度な照射方法(IMRT)を採用しています。
  • 腎がん
    腎摘除が必要な患者さんに対しては、可能な限り腹腔鏡手術を行っています。より小さながんに対しては、ロボット支援腎部分切除術を行っています。
  • 尿路結石
    体外衝撃波砕石術(ESWL)、尿路内視鏡手術(TUL)を行っており、適切な治療方法を選択することができます。
  • 前立腺肥大症
    薬物治療で改善が見られない場合電気メスを用いたTUR-Pや、低侵襲な経尿道的水蒸気治療(WAVE治療)を行っております。

主な疾患(男性肛門科)

  • 肛門疾患
    痔核(内痔核・外痔核)、裂肛、痔瘻、肛門周囲膿瘍、直腸脱・肛門脱、肛門掻痒症、肛門がん

治療(男性肛門科)

  • 痔核、裂肛、痔瘻
    痔疾患に対しては、まず外用剤や内服薬による薬物治療を行っています。薬物治療で改善が乏しい場合には注射による治療や、外科的手術による治療を行います。奥に出血性の大腸がんが見つかることがありますので、大腸内視鏡をお勧めしています。
  • 肛門周囲膿瘍
    切開排膿術(切開して膿を出す)が第一選択となります。膿瘍が大きくて深い場合は腰椎麻酔下に行います。抗生物質を併せて使うこともあります。
  • 直腸脱・肛門脱
    自然に治ることはありまぜんので、外科的手術が基本となります。経会陰手術(肛門側からの手術)と経腹手術(腹腔内からの手術)があります。
  • 肛門がん
    がんですので悪性腫瘍としての治療を行います。放射線治療、化学療法、外科的手術を組み合わせた治療を行います。手術では永久人工肛門の造設が必要になります。

医療機器

  • ロボット支援手術装置 Da Vinci Xi
  • ESWL ドルニエ Delta Ⅱ
  • MRI超音波融合画像による3D前立腺生検システム Biojet