心房細動など脈が速くなる不整脈
心臓は電気で動いています(刺激伝導系)
心臓は電気で動いています。その電気を見たものが心電図です。心臓を通る電気の流れを、刺激伝導系と呼びます。
刺激伝導系はわかりやすく例えると2つの司令官と電線からなります。
一番えらい司令官は「社長」のようなもので正式名称は「洞結節」と呼び、右心房に存在します。
二番目にえらい司令官は「部長」のような中間管理職のイメージで正式名称は房室結節と呼び左右の心房の心室のど真ん中に存在します。
部長からは心室の筋肉に繋がるたくさんの電線がでており、このたくさんの電線は「社員」のようなもので、正式名称は「プルキンエ線維」と呼び、無数の心室の筋肉に繋がっています。
まず社長は心房へ動くように電気を送って命令し、部長にも電気を送ります。部長はたくさんの社員へ電気を送り、心室が動きます。
