腸活について
昨今の健康療法についてはよく耳にすると思います。人の免疫細胞の7割は腸に集中しており、腸内環境が乱れることにより免疫システム機能を低下させます。
例えば、現代病の代表としてこの季節特に皆さんを苦しめる花粉症がありますが、本来無害な花粉が少し入るだけで過剰に反応してしまう、これが花粉症のメカニズムです。
腸内環境と免疫の関係が注目されており、生活習慣の一つとして腸活を意識する方もいます。また、妊活中、妊娠中、授乳中の体調管理の一環として、腸内環境を意識する方もいます。
妊婦さんに腸活で得られるメリットが多くあります。
- 大きなおなかの圧迫や食事・ホルモンバランスの影響で便秘になりやすい
- 抵抗力が弱まり、感染症にかかりやすい
- 肌もデリケートなり、肌荒れを起こしやすい
- つわりが終わると食欲増加で体重が増えやすい
これらを解消するには腸の状態が非常に大切です。
おなかの中の赤ちゃんの腸内は、実は無菌です。お産の時にはじめてお母さんの腸内細菌に触れて、その後の中で様々な菌に触れて腸内細菌を育てていきます。
つまり、赤ちゃんが最初に触れるお母さんの腸内細菌が赤ちゃんにも影響するということ。
私たちの腸の中には1000種類もの細菌が100兆個も存在していると言われています。
ビフィズス菌や乳酸菌を摂るだけで無く、善玉菌の餌になる食物線維などの食材を同時に摂取すると相乗効果により、より効果的に腸内環境を改善することが出来ます。
発酵食品とともに根菜や豆類を摂取したり、主食であるご飯を雑穀米に置き替えるのもよいでしょう。
また、「だし」のうま味成分は筋肉や骨など身体を作る大切な栄養素である、アミノ酸の味です。
実は腸にも味覚があるので「うま味=だし」を感知すると迷走神経を介して脳に伝わり、満腹感を得られます。是非美味しいお出汁で具沢山味噌汁を作ってみてください。
腸活の為の食事選びのポイントを3つお伝えします。
- 丼物やラーメンなど、単品食品を控える(バランスのよい食事を)
- 副菜をプラスする(食物線維の豊富なサラダ、漬物やキムチなどの発酵食品)
- 麺やパンよりご飯を選ぶ(パンを食べたい時は、全粒粉を選ぶ)
最後に腸は動かすこともとても大切です。1日30分程度のウォーキングを習慣化し、便通改善につなげましょう。







