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妊娠期・授乳期に起こる骨粗鬆症について

妊娠期・授乳期に起こる骨粗鬆症について

妊娠授乳関連骨粗鬆症(PLO)という言葉を聞いたことはありますか?骨粗鬆症は、高齢者だけに起こるものではなく、稀ではありますが妊娠中・授乳期にも起こることがあります。
妊娠中はお腹の赤ちゃんに、授乳期は母乳を通して赤ちゃんにカルシウムが届けられます。もし、お母さんの摂取するカルシウムの量が不足すると、不足分はお母さん自身の骨から使われます。 カルシウム不足が続くと、骨粗鬆症のリスクが高まる可能性があります。実際、授乳期に胸椎の圧迫骨折をきたし、赤ちゃんの抱っこを制限されたり、断乳を余儀なくされたというケースも報告されています。

妊娠期・授乳期に起こる骨粗鬆症について

厚生労働省によると、妊娠中は活性化ビタミンDやエストロゲンなどが増加し、カルシウムの吸収率が上昇しているため妊娠期や授乳期は余分な量を摂取する必要はないと定義されています。 しかし、日本人女性は通常でもカルシウムの必要摂取量を満たしていない人が多いため、非妊時よりもカルシウムを多めに摂取するよう心掛けるとよいでしょう。

ここで、カルシウムの摂取の具体例をお伝えします。成人女性のカルシウム必要量は、1日650mg程度とされています。例えば、食品に含まれているカルシウム量は、以下の通りです。

  • 牛乳コップ1杯200ml・・・約220mg
  • ヨーグルト1個・・・約120mg
  • カルシウム入りチーズ・・・約150~200mg
妊娠期・授乳期に起こる骨粗鬆症について

1食につき、200mg強のカルシウムを摂取するように意識すると1日分を摂取しやすいでしょう。

また、カルシウムはビタミンDと一緒に摂取することで吸収率が高まります。魚類やきのこ類を取り入れたり適度に日光を浴びることも大切です。
健やかな妊娠期・授乳期、また将来年齢を重ねた時のためにも、今から骨活を心掛けましょう。